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新聞を活用した教育活動が本市でも試験導入


 3月の一般質問で要望した新聞を活用した教育活動がこの度、米沢市でも7月から試験的に導入されることになりました。

(一般質問についてはこちらをご覧ください)

 新聞を活用した教育活動とは、郷土の醸成と、読解力の向上、教育格差の是正などを図ることを目的としています。県内では山形新聞が提唱する「一学級一新聞」という形で長井市が先駆けて実施しましたが、本市も追随する形で、市内の中学校の3学年26クラスにおいて導入されます。

 主な活用方法としては、国語科で意見文指導、複数新聞の比較読み、社会科で公民の授業での政策課題等の検討するほか、閲覧コーナーや、社説の比較、コラムの活用を行なっていきたいとのことで、新聞の種類については各学校学級で選択できるようになっています。事業の実施期間としては来年3月までですが、各学校にアンケートを行い、効果を検証するとのことです。事業費は68万円ですが、県からの補助がありますので、市の支出は34万円となります。

 3月の一般質問では、予算の兼ね合いから30年度の導入という話でしたが、前倒しでの導入となりました。しっかり新聞教育を検証していただいて、さらなる提案、改善を図り、子供達の教育環境を整えていければ嬉しいですね。

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